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MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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Sloan Follies – 最後の馬鹿騒ぎ
スローンの年度末イベント、"Sloan Follies" が行われた。昨年われらがJapan Trekチームがベスト・チーム賞を受賞したように、活躍した生徒を表彰しつつ、学生生活をネタにしたビデオで大笑いして、一年を締めくくろうというイベントだ(会場では莉恵さんともばったり遭遇)。

今日は授業最終日だったので、昼はコアチームで最後のランチをし、夕方には "Disruptive Technology" のクラスのチームメンバーで祝杯をあげた。どちらも素晴らしいチームだった。世界中に散らばってしまうのは寂しいが、いつまでも仲良くしていきたい。

そして8時から始まったFolliesは、抱腹絶倒のまま12時まで続いた。スローンのシュミットライン学部長による真面目な賞の授与が前半で、生徒の投票によるおふざけ賞が後半だ。賞にノミネートされた学生を紹介するプロモーションビデオや、イベントの間を埋める寸劇が、色々な人気テレビ番組や映画のパロディで、しかもそれがよくできていて面白い。"Sloan Dog Millionaire", "Sloan’s Next Top Model", "Sloan Idol"等々*1
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受賞者の読み上げも、後半は学生が掛け合いコメディをしながら行う。中には名物教授のケン・モース教授の物真似をしながら読み上げる一幕も。例えば美人コンテストである”Sloan’s Next Top Model”の一幕では、イスラエル人のイタイが
「トップモデルを選ぶというから、財務シミュレーション・モデルのことかと思って、クマー(ファイナンスの授業で活躍していたインド人の学生)をノミネートしちゃったよ」
などとジョークをとばす。

日本人からは、『ヘンな留学生賞』をHajimeが受賞していた。C-functionやパーティでの彼の存在感は素晴らしかった。昨年のJapan Trekのリーダーといい、アメリカ人に認められる日本人がいるのは誇らしい。

そして最後に、スローンのロックバンド "Rolling Sloans" が2年生に捧げる歌を歌い上げてくれた。いよいよ2年間のMBA生活も終わりを迎える。楽しかった思い出が、寂しさに変わっていく。この思い出を生きた学びとして、土台とし時に立ち返り、勇気を与えてくれるのだろう。だが今は、去りゆく一瞬一瞬が、ただに愛おしい。
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* 設定はイスラエル・トレックでも一緒だったクリードの家にドロシーが遊びに来て、クリードがテレビを見ながら距離を狭め、アプローチするという、ラブコメめいたものだった。観客から「クリード、なにをぐずぐずしてるんだ!」と囃されていて面白かった
by flauto_Sloan | 2009-05-14 23:44 | 交友
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