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MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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厳冬のボストン
今年は昨年よりもかなり寒い。噂に聞いていた厳冬のボストンはこれなのか、と実感する。

生まれも育ちもボストンのチームメイト、エイミーが、

「本当に寒いときは、雪すらも降らないのよ。雪が降ると、むしろ暖かくなってきたなと思うくらい」

と言っていたが、それを実感する。寒い日の夜に外を歩いていると、顔など露出している部分が切れるように痛い。帽子を被っていないと、頭が凍りそうだ。ロシアに留学した高校の親友が、

「ロシア人が熊の毛皮の帽子を被っているのは、暖かいからなんて生易しい理由じゃない。あれなしに外にいると、脳味噌が凍って死んでしまうんだ」

と語っていたことをふと思い出した。ボストンでも、このマイナス15度や20度の寒さの中、1時間帽子なしで外に立っていたら、死んでしまいそうな気がする。ピューリタンが冬の寒さで半減したのも肯ける。

そしてチャールズ側は、河口付近まですっかり凍ってしまっている。昨年はハーバードスクエアの辺りまでしか凍ってなかったのだが、今年はMITの前も厚い氷が張り、雪が積もり、川が真っ白に輝いている。これはこれで幻想的だ。

それにしても、このいつも陰鬱な空は嫌なものだ。
厳冬のボストン_c0131701_6112895.jpg

by flauto_sloan | 2009-02-04 06:08 | ボストンでの生活
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