MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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退寮
New Ashdownから退寮した。

ボストンの街に別れを告げ、最後の一ヶ月を過ごすNYへと移動した。2年間のボストン生活が終わりを告げる。終わりであり、これは始まりでもあるのだ。
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主だった家具は寮内でムービング・セールを行い、売れ残った物はキッチンや廊下に「無料」と書いた紙を乗せておいたら、1時間ほどでいつの間にかなくなっていた。そして、何もなくなった寮室。鍵をフロントに返すと、あっけなく退寮手続きが終わった。
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最後は荷物とともにタクシーでサウス・ステーションへ向かったのだが、メモリアル・ドライブを通ってもらい、MITを最後に一目見てから発った。
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厳しい冬を忘れたかのように、空は青く澄み、陽射しは強い。芝生や木々の青は明るさを増し、生命力がみなぎる。この生命の躍動感を感じ始める季節だからこそ、欧米では初夏に卒業するのかもしれない。桜を愛する日本が三月に卒業するように。
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ボストンを次に訪れるのはいつかわからない。その時に、この街が私を迎えてくれる表情が楽しみだ。

さらば、ボストン。
ありがとう、MIT。
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by flauto_Sloan | 2009-06-07 22:13 | ボストンでの生活
Yes, we can!! - 大統領選の終結
c0131701_23424885.jpgバラック・オバマ上院議員が第44代米国大統領に当選した。

長い選挙戦の終わるこの日、ケネディースクールでは人数限定のパーティーがあり、私の住むMITアッシュダウンでは皆で選挙の行方を大画面で見ていた。


c0131701_23432711.jpg西海岸が開票され、オバマ議員の当選が決まると歓喜の声が。寮生もぞくぞく集まり、中には感極まって涙する人も。

泥沼化したイラク、金融危機と将来への不安が広まる超大国アメリカでの希望、それがオバマの体現したものだった。

深夜を回ったところで行われた、オバマ議員の勝利演説は、非常に感動的であり、アメリカ国民ではない私も涙がでる、力強い歴史に残るスピーチだった(邦訳はびじうさんを参照)。



オバマは黒人初の大統領だが、代々アメリカに住んでいる黒人ではない。そのため公民権運動を戦い抜いた黒人から、始めは「同胞」と受け入れられずに苦労したという。だが選挙戦を通じて彼が発していた「変化」「希望」「融合」のメッセージは人種を超えて受け入れられた。

そんな彼だからこそ、演説は建国の父の思いから始まり、106歳の黒人女性の目を通してアメリカの歴史を振り返り、今が大きな変曲点であると力強く宣言したのだろう。また、キング牧師の有名な"I have a dream"のスピーチと同じ盛り上げ方*1であったことは、志半ばに斃れ神格化されたキング牧師の志を継いだのが、オバマだと連想させる。

昨年にボストンでの演説を聴いたときに比べて、人間的に大きく成長し、風格が備わったことを感じた。是非とも彼のリーダーシップに期待したい。


翌日のリーダーシップの授業で議論したのだが、そんなアメリカの歴史を作った彼の歴史的演説には、大きく二つのメッセージが籠められている。

一つは、オバマ自身が変革の体現者であるということ。非常に厳しい時代に、変化と希望をもたらす者として大統領として選ばれた。そのカリスマ性で希望を一身に集め、大統領選に勝利したことで人々の期待を、彼の身体を通じて具現化したのだ。

もう一つは、人々に仕事を投げ返したこと。世紀のカリスマが全て何とかしてくれる、人々がそう思うのは容易い。そこでオバマは「変革はあなたたちが参加し、共に行っていくものだ」と作業を国民に投げ返した。新たな世界に人々を導くと、その変革に伴って価値観が変わり、失うもの(富や名声に限らず、信条や誇りなども)も多い。だがよりよいアメリカにするためには、それを受け入れて乗り越えなければならないことを、人々に思い起こさせた。

人々の期待を、このカリスマが今後どうやって利用して、アメリカを立て直していくのか。極めて難しい挑戦だ。選挙戦では新たなメディアや草の根の支援活動で力を得たカリスマ=オバマが、大統領としては政府という秩序だった組織を運営し、独断だけではない合理的な判断が必要になっていくとき、彼の本領はどこまで発揮でき、人々の求めるものをどこまで、どんなペースで具現化していくのか。

間違いなく、これからの4年間はアメリカ史に残る重要な局面である。歴史的瞬間に立ち会えたことに、カリスマ的リーダーの名演説に、それに涙するアメリカ人の友人に、心に熱いものがこみ上げて来た。


最後に、マケインの敗北演説も非常に印象的だった。テキサスの支持者(大部分が白人)の前で、彼らにゆっくりと、オバマを支持しアメリカとしてまとまっていくことを呼びかけていた。分裂していてはこの困難をアメリカは乗り越えられない。それをよくわかったが故の、敗将の最後の仕事だった。大統領選を戦い抜いた両雄を讃えたい。


*1 "I have a dream"または"Now is the Time"の繰り返しと、今夜の"Yes, we can!"は同じ興奮をもたらした
*2 ハイフェッツ教授が「この中で昨日の勝利演説を聞いた者は?」と尋ねると、文字通りクラス全員が挙手をした

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by flauto_sloan | 2008-11-04 23:12 | ボストンでの生活
大統領選挙テレビ討論会
c0131701_22132148.jpg大統領選挙がいよいよ大詰めになってきた。

大統領候補(3回)と副大統領候補(1回)のテレビ討論会は、学生の間でも非常に関心が高く、イベントがあっても途中で見に帰る人がいるくらいだ。

民主主義の旗手だけあり、大統領選挙に対するアメリカ国民の参加度合いは目を見張る。特に今年は8年間にわたるブッシュ政権に対する不満と、金融危機に対する不満とで、新たなリーダーに寄せる人々の期待も大きい。

c0131701_22105912.jpg私の住むAshdownでは、みんなでテレビ討論会を見ようと、ホールに集まった。アイスクリームを食べながら、二人の討論を真剣に聞いている。
リアルタイムで、一般視聴者の支持・不支持のグラフがテレビに映るのが面白い。その反応を含めて、学生たちが候補者の発言に対して皆色々と言い合っている。

大統領選挙といい、陪審員制度といい、200年かけて培ってきた民主主義の姿がある。民主主義はベトナム戦争やイラク戦争を呼び起こしたように万能ではないし*、国を最も栄えさせるのは優れた独裁者だという考え方もある(封建時代の名君のようなものか)。だがこの国民の主体性・当事者意識の高さを見ると、責任意識の源泉を見ているように思える。

さあ、オバマが優勢なまま選挙当日を迎えるのだろうか。


* チョムスキー『素晴らしきアメリカ帝国』などでも指摘されているが、反戦運動で名高いベトナム戦争も、ジョンソン大統領が開戦した時には高い国民の支持を得ていた
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by flauto_sloan | 2008-10-23 06:42 | ボストンでの生活
引越し - 新しくて古い寮、Ashdownへ
c0131701_874226.jpgボストンの新しい寮へ引越しをした。以前紹介したように、一年間住んだSidney-Pacificの隣に新たに建てられた、New Ashdownへと短距離の引越しだ。

部屋間の直線距離は150m程だが、いざ引っ越すとなるとなかなか大変だった。15、16日の二日間で引っ越したのだが、両日とも大混雑。15日はS-Pから130世帯が退去し、16日はAshdownの開寮で大勢の入居者でごったがえしていた。するとカートの奪い合いとなり、近所のスーパーからカートを拝借する人も散見した。

Ashdown
c0131701_881995.jpgNew Ashdownでも、一人用のefficiency roomに引っ越した。オフィサーの特権を活かして、やや広めで便利な部屋だ。だがそれでもS-Pの部屋よりも一回り小さい。これを機会に色々と不要なものを捨てた(妻からの『捨てなさい』プレッシャーも大きかったが)

今度の寮では、平日の18:00-20:00の間、一回$8で夕飯を食べられるそうだ。これは非常に便利。S-Pよりも小ぶりだが、音楽室やジムもある。

全体的には、小ぶりだが必要なものを揃えつつ、昔ながらのコミュニティのつながりを重視した寮という印象だ、


寮の立ち上げに伴う混乱
c0131701_89482.jpgAshdownはまだオペレーションが整っていないどころか、まだあちこち工事中だ。日本の感覚でいうと、見切り開寮といったところか。メールボックスにはまだ鍵がついておらず、雨漏りまでしていた…

荷物が届いていない、廊下に置いてあった荷物が無くなった、共用キッチンで無断で調理している、等々、なかなかに無法地帯だ。悲しい話だが、MITの寮とはいえここはアメリカ。廊下にものを放置すれば、すぐに失くなる。寮が機能し始めると共に、こういったトラブルも減っていくと信じたい。

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ひとまず引越しも無事に終わり、もうじき新学期が始まる。新居にて心機一転、他の寮生とも仲良くしつつ過ごしていきたい。
(写真は、無線LANなどのアンテナに対して「これは虫か?」と落書きされてるもの)
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by flauto_sloan | 2008-08-16 07:28 | ボストンでの生活
引越しと貸し倉庫
妻が卒業したため、今いる寮から退寮することになった。そこでNYの貸し倉庫を利用することにした。

快適で(マンハッタンにしては)廉価な寮を出て、8月から妻の同級生のアパートを引き継ぐことにした。それまではボストンで夫婦共に暮らすので、荷物の一部はボストンへ運び、一部はNYの貸し倉庫"Manhattan Mini Storage"へ預けた。

貸し倉庫
NYCは土地が狭く家賃が高いため*1、溢れた荷物を一時的に置いておく為の貸し倉庫が繁盛している。中でもこの会社はサービスが良いことで知られている。冷暖房完備で、利用期間中は何度でも出入り出来、万一への保険も掛けられる。

周辺サービスも行き届いていて、必要であればトラックのレンタルや、運ぶための引越し屋も用意して貰える。今回はこの引越し屋も手配したのだが、サービスは(アメリカでは珍しく)満足がいくものだった。

最も大きい"Walk-in"型のスペースにもなると、そこに描いた絵を飾り、個展の様にする人もいると聞く。ニューヨーカーの生活に上手く組み込まれているのだろう*2

暫しさらばNY
一通り荷物を整理して、ボストンへと旅立った。一度すぐに戻るものの、暫くNYからは離れることになる。秋以降はまたNYで多くのコンサートを聴く予定であるが、それまではボストンを夫婦で楽しむことになる。夏の始まりだ。

*1 サマースクール中に滞在した、コロンビアの学部生向けの、風呂トイレ共有の狭く古い寮ですら、月$1,000もした
*2 映画"Sex and the City"でも主人公がここを利用していた

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by flauto_sloan | 2008-05-31 21:10 | NYでの生活
角上
寮の角にある小さな自習室
また試験期間が来て朝から籠る

窓からひらける学都の空
木々から鐘楼が顔を出す

すぐ下に広がる原っぱ
この間まで雪に覆われていた

今では芝生がのびのび茂り
大犬小犬が嬉しそうに駆ける

全力で探し持ち帰るボール
でもそこは
原っぱの区切られた一角

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by flauto_sloan | 2008-05-13 23:42 | ボストンでの生活
MITのアングラ
c0131701_1292641.jpgアングラ、といえば学部生(Under graduate)を指すのだが、MITにはもう一つアングラがある。地下通路(Under ground)だ。

何の目的なのか分からないが、MITのメインキャンパスの地下には地下通路が張り巡らされていて、雨の日でも濡れずに移動できる。残念ながらスローンや私の寮にまでは伸びていないため、ずっと地下というわけには行かない。が、キャンパスのど真ん中の学部生向け寮(そしてhack文化の中心)であれば、雨の日にも殆ど濡れずに授業へ出ることは可能だ。

雨が降っていたので、今日は珍しく地下通路で帰った。昔のファミコンのゲームのような感覚で通路を突き進む。
c0131701_129819.jpg時折、現在地を示す地図や、行き先の建物を示す看板があるが、確かに今どこにいるのかが分からなくなる。

東大の駒場キャンパスにも地下通路があり、雨の日でもパジャマで駒寮生が授業に出られた、という話を聞いたことがある。地下通路、とはどことなく秘めた雰囲気があり、それが学部生を惹きつけるのかもしれない。
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MIT文化でもう一つ。
先週24日に、授業の履修追加と取下げ(Add & Drop)の締切りがあった。この日はMITの伝統、Piano dropの日でもあり、今年も例年通りBaker houseという寮で行われた。新趣向として、屋上からグランドピアノを落とし、地面に置かれたもう一台のピアノに当てる、という試みが行われた。結果はこの映像にて

それにしても、音楽家の端くれとしてこの行事だけは見ていて笑えない…
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by flauto_sloan | 2008-05-01 11:57 | MIT文化
寮の更新 - Sidney-PacificからNew Ashdownへ
来年度の住処を何とか確保した。今住んでいるSidney-Pacificの隣に新しくオープンする "New Ashdown"という寮に移る予定だ。

MITの寮
MITの大学院生向けの学生寮は、家族向けと単身者向けに分かれる。家族向けは2年間のMBA期間中ずっと借りられるのだが、単身寮は多くが一年単位の契約である。そのため、今住んでいるSidney-Pacificの契約も、8月で切れてしまう。

8月以降の住処をどうするのかは頭の痛い問題である。寮は新入生が優先的に割り当てられる。早く生活を立ち上げ、学校に慣れてもらうには寮がよい、という思想である。そのため、1年生は寮の抽選にあぶれることは殆どないが、2年生に上がる時の再抽選では出回る物件が少なく、倍率が高くなる。中でも施設が充実し新しいSidney-Pacificは人気が高く、昨年は一人部屋の倍率が6倍にもなった。

抽選に外れると、当然自分でアパートを探さねばならないが、家賃はだいたい月1500ドル、場所や設備を選ぶと2000ドルくらいにはなる。寮だと1000ドルちょっとなので、学生にとってこの差は大きい。また、単身寮は家具つきだが普通のアパートは家具がないので、机やベッド、箪笥等を調達しなければならない。やはり寮が楽だし安い。

また私の場合、時折フルートを吹くので、音楽練習室が欲しい。フルートは私にとって精神安定剤のようなもので、辛いときでも楽器を吹いていると心が安らぎ、落ち着く。普通のアパートではなかなか音を出すわけにもいかないので、やはり寮が望ましい。

New Ashdown
そんなMITの寮だが、今年一番の変化は、New Ashdownの開寮だ。Ashdownは100年の歴史を誇るMITの代表的な寮(寮としては75年)であり、もとはホテルだったのを改装したため、ボストンらしい重厚な建築である。Konpeさんはそこの住人だ。そのAshdownが廃寮になり、Sidney-Pacificのすぐ隣にNew Ashdownという寮を立てることになった。

旧Ashdownの寮生が優先的に入寮するのだが、部屋数が増えるため、大学院2年生以降の需給バランスが改善される。結果、昨年6倍だったSidney-Pacificの単身一人部屋の倍率も2倍くらいに下がるのではないかとみられる。

私はそのNew Ashdownのオフィサー(寮運営委員)に立候補し、無事に選ばれた*。オフィサーは部屋が確保されるので、これで来年は今の家賃を維持でき、家具も買わなくてよい。引越しも隣なので100メートルの移動で済む。そしてなにより、この新しい寮の歴史あるコミュニティーの中に入れるのは、よりMITのコアな部分を知ることができるので、面白い。部屋の確保とコミュニティ立ち上げに惹かれてか、オフィサーの数も大幅に増えた。スローンからも、私の他クラスメートが一人オフィサーになっていた。

いずれにせよ、来年の住処が早々に決まったのは非常に嬉しい。楽しい2年目にしたい。


余談: キッチンサプライのオペレーション最適化(予定)
オフィサーの役職はいくつか希望を出したのだが、結局空き状況などから、キッチンサプライという地味な仕事に。共有キッチンの洗剤などが無くなっていないかチェックし、購入し補充するという、コミュニティビルダーというよりは裏方的な仕事である。

ただオフィサーのキックオフミーティングで前任者に聞いてみたら
「簡単そうな仕事に思えるでしょ? でもね、こんなに洗剤が早くなくなるなんて思いもしなかったわ。2週間に1回は3ダース入りの洗剤を買いにいかないといけないの」
とのこと。これが新しい寮になるとどのくらいの頻度になるのか予想がつかない。ただしこれはオペレーション入門で学んだことのよい応用になると思う**。楽しみながら寮のコミュニティに貢献しようと思う。


* ちなみに、Sidney-Pacificの私の部屋からは建設中のNew Ashdownが見えたので、だんだんと寮が出来上がる様子を見ているうちに、愛着が湧いていた。そのことも大きい。あとは、S-Pのオフィサーの立候補締め切りを逃したので、まだ募集中だったNew Ashdownに応募せざるを得なかったという事情もあったが。

** まずは2ヶ月ほど洗剤の消費量を観測し、需要予測をし、必要な在庫水準を見積もり、購買頻度と量を無理のないように調整する。他にも色々と工夫のしがいがあり、上手くいけばそれ程手間をかけずにキッチンサプライの最適化ができるだろう

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by flauto_sloan | 2008-04-16 23:41 | ボストンでの生活
咳をしても一人
放哉の孤独を偲び 病に伏せる冬の終わり
日がな聞こえる笑い声 春を感じる嬉しさか

遠く異国に熱に浮かされ 慣れぬ薬に体を休める
逸る気持ちはあるものの 毛布に包まり目を瞑る

母が送りし故郷のものを 少し温め口に運び
懐かしい香り ありがたく頬張る

案じてくれる妻のあれば
心落ち着け身を癒す 夏の始まり
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by flauto_sloan | 2008-03-09 11:05 | ボストンでの生活
シミュレーションゲーム
c0131701_18525919.jpgいま、オペレーション入門のクラスで工場のシミュレーションを行っている。先週の日曜から今週の金曜までの5日間、いかに工場の生産性を高め、どれだけキャッシュを稼げるかをチームで競い合う。私のチームは、二人ともシミュレーションゲーム好きだということもあり、かなりはまってしまっている…

なかなかよくできたシミュレーションで、機械を買うかどうか、在庫水準をどう置くか、バッチサイズはどう設定するか…色々変数をいじって、その都度納期遅れを起こしたり在庫切れをしてしまったり、となかなか面白い。自分たちがクラスの中でどのくらい業績をあげているのかも見えるため、競争心を掻き立てられ、結果的にこれまで習った、キャパシティ、在庫、バッチサイズなどの復習をし、TOC(制約条件の理論)をどう応用すべきか考えさせられる。

前に仕事で関わった工場のプロジェクトで、隣のチームが実際にキャパシティのモデルを作って、どれがボトルネックかとかいくつ機械を買うべきだとか議論していたのを横目に見ていたので、このシミュレーションがどれほど実践的に作られているのかもよく分かる。勿論、現実は桁違いに複雑だが。

私のチーム(私と韓国人SYL君)はどちらも大手コンサルティング会社出身のアジア人。寮の同じ階に住んでいるので、深夜にロビーで議論しながら進めている。今日は一緒に晩御飯で焼肉を食べたのだが、そこで二人とも光栄のゲームファンだということが発覚。信長の野望に三國志に、ゲーム話に花が咲いた。二人とも今回の工場シミュレーションに異常なまでのやる気を出してるのは、コンサルタントだからではなく、シミュレーションゲーマーの性だったか

ちなみに、コーエー(現在はカタカナ表記)の松原社長はMIT Sloanの卒業生で、個人的にかなり応援している。
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by flauto_sloan | 2008-03-03 23:22 | MITでの学び(MBA)