MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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グランド・サークル疾走記 (1/4) - RVでの生活とグランドキャニオン
c0131701_22121971.jpgこの夏最後の旅は、Sloanの友人と4夫婦8人にてキャンピングカーで巡るグランドサークルの旅だった。中規模のRV(キャンピングカー)を二台借り、4人ずつ乗り込み、5泊6日でネバダ・アリゾナ・ユタを回るツアーだ。

RV初挑戦
c0131701_044947.jpgRVはアメリカでは人気で、家として住んでいる人までいるという。車内にシャワー・トイレは勿論、キッチンやベッド、冷蔵庫にエアコンと居住空間に必要なものが全部揃っている。国立公園など主要な公園やその付近には、RVパークと呼ばれる施設があり、そこに泊まれば水や電気を供給してくれる。2日くらいで住み慣れてくると、なかなか快適で面白い。
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ただその分車が大きく、車線を目一杯に使って走る。基本は時速60マイル以下で運転するのだが、横風を受ければふらつくし、上り坂では一気に減速して運転しにくい。最初はかなり怖かったが、交通量は多くないのですぐに慣れた。

小型車以上に、ハンドルを切ってから方向が変わるまでのタイムラグが大きい。ついついハンドルを大きく切りすぎたり、ふらふらと振動してしまう。なるほど、これがシステム・ダイナミックスか、などと感心しながら運転をしていた。

生活の立ち上げ
c0131701_045837.jpgラスベガス郊外で車を借りると、生活必需品や食料を買い込んで近くのRVパークへ。最初は電源や水道の接続に戸惑ったものの、部屋を広げて(壁がせり出て1.5倍くらいのスペースになる)みると意外に居心地がいい。
早速棚に買ってきたものを積み、ベッドの準備をした。

c0131701_0452693.jpg飛行機で疲れたし、時間も遅くなってきたので、皆でラスベガス市内で食事をすることにした。エッフェル塔が目立つホテル、Parisでビュッフェを楽しみ、これからの旅の安全を祈って乾杯をした。気の合う仲間だし、なかなか楽しみだ。


雄大なり大峡谷
c0131701_0472898.jpgラスベガスをのんびり10時過ぎに出発し、最初の目的地フーバー・ダムへ向かう。フーバーダムはルーズベルト大統領が建てた巨大なダムで、乾いた岩々の間に人造湖を作り出している。このスケールの大きさはいかにもアメリカだ。


だが暑い。すぐそばに水はあるのだが、さすがは砂漠の真ん中で、陽射しがじりじりと熱い。早々に退散しようとしたが、もう一台の車の発電機が動かないトラブル。色々試したが動かなかったため、暑い中運転席のクーラーだけで走ることに。やや幸先が気になる。

c0131701_0475187.jpgずっと車を飛ばし、夕方にようやく宿泊地でもあるグランド・キャニオンに辿り着いた。

着いたときにはもう夕暮れ。
だが夕日が落ちるグランド・キャニオンは美しいと聞いているので、逃してはならないと気が焦る。
園内に車を停め、シャトルで夕日を見に行く。


c0131701_048165.jpg大峡谷は信じられないほどに大きい。見渡す限り赤茶けた大地が割けている。崖まで近寄ると、足がすくむ程に深い。そんな谷に一層の紅さで沈みゆく夕日は、息を飲む美しさだった。地球の歴史とスケールを実感する。


日が暮れたので、国立公園内のRVパークへ向かい、夕食の支度をした。キャンプといえばカレーだ。奥様チームが手分けして、てきぱきと食事を作っていく。夫どもに入り込む隙はないので、ビールを開けて外で飲み始めると、星空が美しい。ハワイのマウナケアを思い出す星空だった。

c0131701_0484855.jpgちょうどK君の細君が誕生日だったので、皆でサプライズのお祝い。歌を歌って賑やかなまま、美味しくできたカレーを頂き、まだ慣れない旅の疲れを癒すために眠りに着いた。運転席の上のベッドは、高さが50cmくらいしかないが、いかにもキャンピングカーらしくて面白い。
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by flauto_sloan | 2008-08-26 21:41 | 旅行
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