MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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Japan Trek (8/10)…東京を外から臨む
今日は東京ツアーがあり、私はリーダーとして110人余りを引率した。

築地市場
c0131701_1784714.jpg早朝5時過ぎから、バスで築地市場へ移動。築地市場は4月から観光が制限されるとのことであり、何とかぎりぎり鮪の競りを見学することができた。
築地では美味しい寿司が食べられる、とあって朝早くにもかかわらず大人気。中にはクラブで徹夜して築地へ行く剛の者も。

c0131701_1791167.jpg一通り見学した後で食べた寿司は、流石に美味。ラテン系の友人何人かと食したのだが、彼らも大喜びで、勢いに乗って朝からビールを飲んだり、トロを追加したり。流石に会計の時に少し驚いていたが…

その友人たちも、他の友人たちも、皆
「本物の寿司を知ったよ。格段に美味しい…」
「何て非道いツアーだ。もうボストンで寿司が食べられなくなったじゃないか」
と、寿司を堪能したようで何より。

東京ツアー
寿司から帰ると、すぐに東京観光ツアーが始まった。なかなかの強行軍だ。
まずは東京のシンボル、東京タワーへ。

c0131701_17282174.jpg働いていた頃、地方のプロジェクトから週末に東京に帰ってきたとき、東京タワーを見ると
「ああ、東京に帰ってきた」
と思ったものだ。夜空に映える東京タワーも美しい。

だが、登るのは小学生以来だと思う。東京に住んでいると(大半は横浜だが)、観光名所にはなかなか行かないものだ。

そんな東京タワーを上る。眼下の増上寺の桜が美しい。そんな桜を見て、SFM(Sloan Fellows; 管理職向けMBA)のインド人の友人が、桜について色々と尋ねてきた。

ソメイヨシノは品種改良の結果できた桜で、花だけ咲いて実は付かず、花が散ると追って葉が出る。全てクローンで遺伝子的に同一であるため、深刻な病気が発生したら全滅するリスクもある。だがその美しさと儚さに魅了された日本人は、全国にソメイヨシノを広めた、云々告げると、「遺伝的に同一」のところに異常に関心を示してきた。そこは流石にMIT。どちらかというと日本人の美意識を知って欲しかったのだが。

c0131701_17355740.jpg続いては月島で昼食のもんじゃ焼き
関西人すら嫌がるもんじゃ焼きを、果たして欧米人が食べるのか不安であったが、いざ目の前の鉄板にもんじゃが広がると、皆面白そうに食べていた。

スペイン人夫婦と一緒に食べていると、
「日本人はよくこれを食べるのか」と聞いてきた。
「いや、東京人は食べるが、日本の中ではかなりローカルな食べ物だ」と答えると、
「そうか。スペインのパエリアみたいなもんだな。観光客はスペインならどこにでもパエリアがあると思っているが、あれはバレンシアでしか食べない」と。

面白い。その国の代表的なものだと思っても、実際どの程度普遍的な文化であるかはよく注意して理解しないと、あらぬ誤解を生むものだ。

そしてメインイベント、皇居参内
c0131701_17415759.jpg流石に警備が厳しく、入城するまでのチェックに相当時間がかかった。四列に並ぶよう指示しても、だらだらと喋り続けて埒が明かない。ついにオーガナイザーのK君が溜まりかねて「並べ!!!」と大声で厳しく叫ぶと、ようやく群れが大人しく並んだ。

城内は木々が美しかったが、残念ながら案内は日本語のみ。必死で通訳したものの、説明できたのは110人中30人程か。良さや面白さが十分伝えられなかったのが残念。

c0131701_1750574.jpg最後は浅草で浅草寺と仲見世を歩く。
大分参加者に疲れが見え、またほぼ自由解散状態となり、めいめいがそれぞれのペースで観光していた。

集合時間直前、仲見世にいる参加者をバスまで誘導した。またもラテン系を誘導したのだが、帰り道の分岐でどちらにいくか若干悩んでしまったところ、歩き始めると
「ふらうと(私)こっぺりーの♪、ふらうとこっぺりーの♪」
みたいな歌が後ろのラテン系から聞こえてくる。
どういう意味だか聞いてみると
「迷ったー、迷ったー、って囃し立てたんだよ」と。
全く、彼らといると人生の楽しみ方を教わるようだ。

こうして、東京ツアーが無事終了した。

アラムナイ・パーティー
c0131701_180762.jpg夜は六本木ヒルズクラブにて、スローンのアラムナイ(卒業生)パーティーがあった。皆ドレスアップしてきており、旅行中ジーンズにスニーカー姿だった女性が美しく着飾ってくると、思わず眼を奪われた。

一方で残念ながら日本人の卒業生の出席が非常に少なかった。スローンの日本人同窓会の強化は以前から必要性を感じ、今回も集まりの悪さにやきもきしていたが、改めて梃入れが必須だと感じた。今回のトレックで明らかになった、日本人コミュニティの課題の一つである。

そのため主にクラスメート達と話していたのだが、流石に東京ツアー引率の疲れが溜まり、途中からパーティー会場の隣の部屋で倒れこんでしまっていた。無念…

そして疲労困憊のまま、実家に帰った。明日の最終日に半日休みをもらっているので、今夜は実家で泊まることにしていた。

いよいよ終盤。参加者もオーガナイザーも疲労がピークだが、あと一踏張り。
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by flauto_sloan | 2008-03-28 23:59 | Japan/Israel Trek
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