MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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Japan Trek (5/10)…湯と酒
箱根とは温泉である。しかし温泉とは何であるか。温泉とは宴会である。

新幹線
京都から箱根へ向けて、新幹線に乗った。スローン生たちも
"Bullet Train (弾丸列車)!!"
と楽しみにしている。が、ここは日本。列車は時刻に正確で、駅には1分半しか停車しない。その間にこの200人が全員乗れるであろうか。

京都駅には電車の1時間程前に到着。駅の中でお弁当を買って待ってもらうのだが、それに1時間もかかるのかと疑問が湧いた。しかし不思議なことに、1時間かかってしまう… ベジタリアン弁当を探し、外のマクドナルドへ連れて行き、お土産の相談に乗っていると、あっという間に1時間。方やもう盛り上がっている人たちもいて、京都駅のコンコースは大賑わい。

c0131701_16455120.jpgそして運命の乗車時間。いざ新幹線が来ると、皆、
「早く乗れ、奥へ詰めろ、電車が出るぞ!!」
と急かす。特に頑張ったのが右の牛さんだった。
「牛の言うことを聞いてやれ」
と、皆素直に従った。有難う、牛さん(人間名Dennis)。

やがて貸切の2車両は宴会状態。オーガナイザーはミーティング。彼我の差は仕方なし。

箱根の温泉
そして小田原から箱根へ。天下の名城小田原城を脇に見て、登山鉄道を右手に山を登る。険しい山道を抜けて、山深くのホテルへ到着。

参加者は温泉に大喜び。露天風呂で旅の疲れを癒す時の、だらんとした締りのない顔は万国共通。違うのはお湯に浸かっていられる時間か。

好奇心旺盛なクラスメート達は、何故日本に温泉が多いのか、何故日本人は温泉が好きなのか、どんな時に温泉に来るのか、等々、次々と質問を浴びせてくる。そして一通り納得して洩らすのは、
「温泉って素晴らしい… 是非ともまた来たい*

裸は抵抗があるかと思ったが、そうでもないらしい。郷に入れば郷に従えか。日本では裸の付き合いと云う、と告げると、じゃあすっかり仲間だな、と返る。これぞ温泉。

以前プロジェクトチーム(ドイツ人、デンマーク人、ロシア人、日本人多数の混成チーム)で温泉旅行をしたことがあった。やはり皆温泉好きであり、裸の付き合いを経ると、不思議とチームの風通しが非常によくなる。温泉の効能に「チームビルディング」と書いても好いのではないか、とすら思う。

宴会
c0131701_1711993.jpg温泉から上がると、宴会が待つ。大宴会場に並んだ膳は壮観だった。
風呂上りに浴衣を着るよう言っていたのだが、説明不足で皆ジーンズの上にローブのように羽織っている… それは浴衣ではない**


c0131701_17165100.jpg宴会が始まり、伝言ゲームや、我等がリーダーの熱唱、カラオケ・・・と続くと、ラテン系を中心に大暴走。何が何だかもう分からなくなる程の大騒ぎだった。彼らのパワーというかエネルギーは底知れない。そんな彼らに
「これまでで最高のパーティーだった!!」
「エンカイって素晴らしい!! お前ら最高だよ!!」
と言われると、やってよかった、あとは迷惑かけずに騒げよ、という気持ちになるもの(実際はいささか騒ぎすぎて迷惑もかけていたが)

皆とても喜んでいて、楽しい大宴会となった。トレックの目的(少なくとも私にとっての目的)は日本をよく知ってもらい、将来のリーダー達が日本と正対できるようにすることであり、ただ楽しければよいというものではない。だが、楽しくなければいい旅にならないのも事実。そういう点で、正にトレックの中盤の締めに相応しい温泉での宴会だった。

*「朝寝、朝酒、朝風呂が日本人の三大贅沢だ」と教えると、その友人は翌朝ちゃんと風呂にいた。ううむ、身上潰さないように
** 浴衣から覗く温泉上りの上気した肌に、密かな色っぽさを感じてみたい気もしたが、残念。それでもまあ雰囲気は出た

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by flauto_sloan | 2008-03-25 23:25 | Japan/Israel Trek
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