MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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中途半端にアメリカナイズされるのがちょうどいい
ボストンには日本人の学生団体や勉強会がいくつもあるのだが、今回はJaRANの精神医学・メンタルヘルス・心理学勉強会に出席した。日本人研究者交流会で一緒に幹事をしている、ハーバード教育大学院の博士課程の方の発表で、ボストン在住の日本人におけるメンタルヘルスに関してだった。

まだ研究中とのことで詳細な内容は書かないが、いくつか面白かったポイントとtake awayを。

異文化への適応
異文化への適応には5段階あると言われている。
Honeymoon, Culture Shock, Initial Adjustment, Mental Isolation, Acceptance & Integration の5段階で、その間の気持ちの浮き沈みは激しく、W型を取っている。自分は今Initial Adjustmentを過ぎた辺りだろうか。特にCulture Shockは、今や Cultural Fatigueと呼ばれるほどで、異国で蓄積するストレスは相当なものらしい。

ボストンでのメンタルヘルス
ボストン在住の日本人は、全般に相当メンタルヘルスの状態は悪いらしい。慣れない英語が生活の質に悪影響を及ぼしているそうだ。
そんな状況でうまくやっていくには、日本人でありすぎても、アメリカナイズされすぎてもリスクが高く、むしろ日本人ともアメリカ人とも上手くやっている、中途半端にアメリカナイズされるくらいがよいらしい。双方からのサポートが得られるからだ。

さて今の自分を振り返ると、アジア人とはよくつるむのだが、アメリカ人とはもっと仲良くならないとなあ。まあ男性は一般にその傾向があるらしいが。

健康を保つために
最後にボストン在住の精神医学関連のお仕事をしている参加者の方たちからアドバイスがあった。列挙しておく。
  • 日本とアメリカのバイカルチャーが丁度よい。日本人でかたまっても、アメリカ人になりきってもストレスが溜まる
  • 早寝早起きをして、しっかりと日光を浴びる
  • とりあえず人と話す、人を誉める
  • 日本語で何でも打ち明けられる人を作る(家族でも可)
  • ストレス自体は悪いものじゃないので、上手く付き合っていく。自分を知り、弱いところを認識する
  • 美味しいもの、特に美味しい日本食を誰かと一緒に食べる
  • 週一回は何もしない日を作る。頑張り過ぎない
  • 最低限アメリカで成し遂げなければいけないこと以外は、達成しなくてもよい、くらいの心構えでいる
今学期の最初はこれらのアドバイスの逆をことごとく行っていた。特に最後の、最低限アメリカで成し遂げられないこと以外はいい、というのは気が楽になる。

様々な学びの機会、新しいこと、やれなかったことができる時間、それらを眼前にすると、ついあれもこれも手を伸ばし、やるからには達成しなければと意気込んでしまう。

もう少し、気楽にいよう。
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by flauto_sloan | 2008-03-06 22:26 | Harvardでの学び
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