MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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AAにはもう乗るまい
年明け早々、ついていませんでした。
2日からカリブ海のリゾート、カンクンへ遊びに来ているのですが、
こともあろうに、アメリカン航空(American Airlines / AA)に、スーツケースを紛失されてしまいました

おかげで、せっかくカンクンに来たのに泳げません。
NYから来たときの服装しかないので、南国なのにセーター姿です。
妻は化粧を落とせませんでした…

1月2日 午前8時30分
JFKでチェックインしたとき、AAは自動チェックインのシステムを始めたようで、手軽にチェックインし、荷物もすぐに預けられました。
ただ、荷物の集荷のオペレーションがあまりにひどくて(ベルトコンベアで集めるのではなく、一箇所にごろごろと集めて、その後で手動で振り分けるかのようでした)、
妻と「なんだか、荷物がきちんと届くか不安なオペレーションだね・・・」と冗談を言っていたのでした。
そんな冗談は真になって欲しくはありませんでした。

1月2日 午後3時10分
カンクン空港のBaggage claim で荷物を探していると、自分のが出てこないままにベルトコンベアが止まってしまいました。
驚いてAAの手荷物関連のカウンターに行くと、長蛇の列です。
幸い妻が機転を利かせてすぐに並んでいたので、列の前のほうでしたが、ざっと数えると50人余り、40mくらいの列でした。
こんなに多くの人たちが、AAによって荷物を紛失されていました…
どうもJFK空港で、AAが荷物のコンテナをまるごと飛行機に搭載し忘れたようでした。

1月2日 午後3時30分
カウンターの担当者と話しても、埒が明きません。

「いまどこに荷物があるのか、こちらでは把握できない」
・・・なんのためにバーコードで荷物一つ一つを管理しているのでしょうか。

「もしJFKですぐに気づいていたら、アトランタ経由などで今日の夜に着くが、気づくのが遅いようなら、明日の同じ便で夕方に着く」
・・・きっと気づいていないでしょう。毎日運行便だからよいものの、隔日便だったらどうするのでしょうか。

「見つかって届いたら、ホテルまで送る。また、荷物がないことで買わなければいけなくなったものは、$25まで払うので、レシートを持ってきてほしい。」
・・・$25では水着も買えません…。しかも一人$25ではなく、荷物一つで$25らしいです。なんと狭量な…

「荷物を取りにくるときは、このレシートを持ってきてほしい。ここに確認のための電話番号とウェブサイト、それから紹介番号があるので、夜9時に荷物の状況を確認するといい」
・・・まあ仕方ないので、ホテルに向かいました。

1月2日 午後5時10分
長旅の疲れに加え、心理的にもどっと疲れてしまい、食事をとったあとはすっかり眠ってしまいました。

1月2日 午後11時10分
そして目が覚めると夜11時過ぎ。
もし夜の便で荷物が来ていたら、とうにホテルへ届いている時間です。それなのにフロントから何の連絡もなかったということは…

早速レシートに書いてある電話番号に電話したところ、
「この電話は使われておりません…」
え? じゃあどこへ連絡したらいいのでしょうか?
予想だにできなかった事態に、妻はかなり憤慨。

仕方ないので、ネットで確認しました。
PCは手荷物で持ってきたのですが、ACアダプタはスーツケースに入れてしまったために、電池が続く2時間しかPCは使えません(そのためブログの更新も、メールのやりとりもできませんでした)。

急いでレシートにある、荷物確認サイトへアクセスすると…
「まだ荷物の場所が特定できていません」
との表示です。
c0131701_13584258.jpg
せめてJFKに置き去りにされたままなのか、どこかを経由しているのか、どこか全く別の所へ運ばれてしまったのか、それがわからないで何の価値があるのでしょうか。

1月2日 午後11時30分
ネットで他に調べると、別の問い合わせ用電話番号があったので、架けてみました。
対応したオペレーターも、結局今までこちらも知った情報以上はなにも持っておらず、しかもやる気と誠実さのみられない態度に妻は憤慨。もう諦めて電話を切りました。
これでは果たして翌日の便でも届くのかわかりません。途方に暮れます。

ですがこれ以上何もできません。仕方なく眠りに就きました。


1月3日 午後7時00分
翌日、水着がないのでマリンスポーツは諦め、世界遺産見学ツアーに参加しました。
ホテルに戻ると7時ごろでした。
次の日の便で送られていればもう到着しているはずなのですが、果たして部屋にはスーツケースが見当たりません。件の荷物確認サイトにアクセスすると、
「まだ荷物の場所が特定できていません」
のままです。一日経っても荷物の居場所が特定できていません。見事なシステムです。
妻が抗議の電話を架けたその時、フロント経由で部屋に電話が。

1月3日 午後7時20分
荷物がカンクンに届いたらしいのです。
結局、最後まで私の荷物はシステムの上で行方不明のまま、どうにかカンクンに着きました。ですが…
「着いたには着いたが、税関を通すためには鍵が必要だ」
とのことです。ホテルまで持ってくるといっていたのは何なのでしょうか。
結局、鍵を持って空港へ出向かざるを得ませんでした。

1月3日 午後8時30分
ついに、無事に荷物を引き取りました
AAの職員に鍵を渡してから荷物が戻ってくるまでの手際も非常に悪く、ずっとAAのオフィスで待たされました(しかも職員が全員オフィスを出てしまい、部外者の我々夫婦が留守番をさせられるという妙なシチュエーションに)。
この手際の悪さからすると、$25の請求はそれだけで30分さらにかかりそうだったので、帰りのタクシー券だけ貰って帰りました。


アメリカに来て以来、あらゆるレベルでのオペレーションの悪さに辟易していたのですが、半年たって大分慣れた、というより許容度が大きくなりました。
それでも、今回は許せません。実質4日しかないカンクン旅行のうち、1日半が失われました。不安に苛まされ、楽しもうとも常に心配がついて回りました。

余程乗らなければならない事態に陥らない限り、もうAAには乗るまい、と夫婦で固く誓いました。
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by flauto_sloan | 2008-01-04 10:15 | NYでの生活
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