MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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Bidding
再来週は中間試験週間で、翌週にSIP(Sloan Innovation Period)という、試験休みのようなものがあります。
この1週間は、リーダーシップ系とリサーチ系に区分された、様々なワークショップやレクチャーがあります。これはちゃんと単位がつき、2年間の各学期で計4回あるSIPにて、規定の単位を取る必要があります。とはいえ、宿題もなくかなりリラックスして受講できる内容となっています。

面白そうなものでは、ボスニアPKOにおけるリーダーシップのシミュレーション、ゲーム理論のファイナンスへの応用、ウォールストリートにおけるリーダーシップ、といった題目があります。

ただ履修に当たっては "bidding" システムが取られており、戦略的に狙っていかないと、なかなか聞きたい授業が聞けないばかりか、下手をしたら1つも履修できない、と言うこともありえます(その時は救済措置で1課目は取れるらしい)。
Biddingとは要はオークションで、各自1000点与えられ、これを取りたい課目(最大6課目)に振り分けてビッドし、締め切り後に点数の高い人から定員までが履修できると言うものです。
ただしSIPに関しては2年生に優先権があり、まず2年生のビッドで残席があった場合に、はじめて1年生が賭けたポイントが考慮されます。
従って前述のような、いかにも面白そうな課目はほとんど1年生に回ってきません。

先週から今週にかけて、みな様々な情報収集に駆け回り、人気度合いを推測して賭ける課目とポイントを決めました。
2年生だけで埋まってしまった課目は、たとえ1年生が1000点を賭けても履修できないので、まずは2年生に人気の課目の情報を集めます。
次に、1年生の友人とどれが人気がありそうか、どこにビッドしたかを聞き出し、定員や内容を見比べながら賭けます。

様々なTIPS(コツ)があるようで、必ず最後は端数にする、できるだけ週の後半、それも朝早い時間からのものにする(2年生は週の前半に課目を集めて、長めの休日にしたいため)、人気のある授業の裏番組を狙う等々…

2年生からの情報は大体似たようなものなので、1年生のどれだけが同じ情報を得ているか、
情報を得た上で、どれだけの人が「この課目は必ず取れ」という先輩の教えに従うか、
その上で履修に必要な最低点はどれくらいになりそうか…
裏の裏を読んでいくあたり、なかなか面白いです。殆どゲーム感覚です*

私は今学期は最低限の単位をとることを目標にして、その中で興味のあるものを選びました。
果たしてどんな結果になるのか、楽しみです。

* かつて上司が「コンサルタントは悪知恵が働き、人の裏をかけないといけない。自分が悪いことをするためではなく、新しい仕組みやルールを提案する前に、人々がどのように裏をかいてきうるのかを想定できなければならないからだ」と言っていたのを思い出しました

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by flauto_sloan | 2007-10-01 23:11 | MITでの学び(MBA)
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