MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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Let's go Red Sox!!
松坂が15勝目でレッドソックスは12年ぶりの地区優勝です!
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今日、Fenway Park に行き、Boston Red Soxの試合を見てきました。
同級生のH君に「今日は松坂が登板なので、当日券で見に来るといいよ」と誘われ、S君の家族と一緒にFenwayへ。

19時プレイボールで、17時ごろに到着すると、長い長い当日券待ちの行列があり、席が残るか不安ながらも並びました。
18時半ごろに、急に列が動かなくなり、「さては当日券がなくなったか?」と不安に思っていると、球場の人が「$150以上のチケットしか残っていない」と言ってきたので、構わず買って無事入場しました(以前ヤンキースの試合をブローカーから買ったときは$200くらいしました…)。
並んでいるときに、日本の某テレビ局の取材を受け、「今日レッドソックスが勝ってヤンキースが勝てば地区優勝ですね。どう思いますか」と聞かれて、初めて今日はそんなに重要な試合だと知りました…

c0131701_14303433.jpgFenwayは比較的小さい球場で、左翼に有名な「グリーンモンスター」と呼ばれる巨大な壁があります。マスコットのWally君は、この壁をモチーフにした、セサミストリートっぽいキャラクターです。
重要な試合だけあって、観客のほとんどは真っ赤なレッドソックスファン。松坂の好投や、初回から順調に重ねる得点で、球場はすぐに大興奮に包まれました。

c0131701_14311877.jpg米国の野球ファンは、プレーに対する賛辞と非難の差が激しく、容赦なく拍手とブーイングを使い分けます。応援しているレッドソックスの選手でさえも、打席に入るときに大歓声を送るプレーヤーと、ブーイングで迎えるプレーヤーとがはっきりと分かれます。
このあたりのメリハリが、なかなか厳しいものだと思いながら見ていました。

c0131701_1432392.jpg松坂は一失点をしたものの、8回まで安定した好投でツインズ打線を抑え込み、9回には守護神パペルボンが登場し、見事に4-1で勝利。
胸のすくような快勝に、球場は興奮と歓声で大揺れ。
そしてレッドソックスの優勝は、ニューヨーク・ヤンキースとバルチモア・オリオールズの勝負の結果次第に。

c0131701_14331593.jpgコアなファンは試合終了後も球場に残り、バックスクリーンに映し出されるヤンキースの試合を、固唾を飲んで見入っていました。そのスクリーンの横には、"Let's see if the Orioles can work some magic"の文字が。まさに皆そんな心境でした。
というのも、レッドソックスの試合終了時には、7回裏でヤンキースが9-6とリードしており、このままヤンキースが勝ってしまいそうな状況だったのです。でもレッドソックスファンは優勝を信じ、オリオールズに対して "Let's go Orioles!" の声援を遠くFenwayから送り続けました。

奇跡が起きました

9-6のまま迎えた9回裏、オリオールズがヤンキースの守護神リベラを捉えだし、ヒット、デッドボール、ヒットで2アウト満塁に。
レッドソックスファンは絶叫してオリオールズに声援を送り続けます。
そして、スクリーンに映し出されたのは鋭い長打。走者一掃、値千金のヒットでついに同点に。そしてそのまま延長戦へ。
10回表はフォアボールを許したものの見事に抑え、10回裏は先頭打者が3ベースヒット。好打順だったため敬遠で満塁策を取り、1アウト満塁という絶好のチャンス。
でもここでオリオールズはなんと三振。2アウトで、Fenwayはちょっといらだった雰囲気に…
しかしそんなムードを打ち破り、渋くスクイズで念願のサヨナラ勝ち。

この瞬間、12年ぶりのRed SoxのAmerican League East Champion が決まりました。

c0131701_14335281.jpg試合終了から1時間、みな優勝を信じて、オリオールズに声援を、ヤンキースには罵声とブーイングを送り続け、そして結実した優勝。
もう、スタジアムは大興奮です。
一体何人の人と抱き合い、ハイタッチをし、喜びを分かち合ったか。

c0131701_14342360.jpgそして選手たちがグラウンドへ現れ、シャンパンを次々と開けてかけあい、勝利に酔いしれました。
何人かの選手は客席の方まで来て、ファンに向かってシャンパンを浴びせました。私も勝利の美酒を分けてもらえ、大満足です。
日本のような胴上げはありませんが、選手とファンとが一体になって喜びあう、素晴らしい瞬間に立ち会えました。

球場の外も、もう大混乱でした。
クラクションをリズムよく鳴らして優勝を祝う車、バーから溢れて騒ぐファン。
さすがは阪神のような球団だけあり、街をあげての祝賀会でした。

ボストン一年目、それも初めてのRed Sox戦が、松坂の勝利による地区優勝とは、まさに幸運です。
このままワールドシリーズ制覇まで突っ走ってほしいです。
Let's go Red Sox!!
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by flauto_sloan | 2007-09-29 01:59 | ボストンでの生活
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