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MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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Sam Adamsの生まれるところ
サミュエル・アダムスは、ボストン生まれのアメリカ建国の父の一人であるが、現代では"Sam Adams"といえば、ボストンの地ビールを連想する人が多いだろう。ビールの方のサム・アダムスの生まれるところ、ボストン・ブリュワリーを、同期日本人の有志(というかビール好き)で見学した。目当てはもちろん、出来たてのビールの試飲だ。
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サウス・ボストンは治安が悪く、そこを走るため夜には乗ってはいけないと言われるオレンジ・ラインに乗って工場へ。工場は煉瓦造りの倉庫や醸造所が立ち並ぶ。
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中は大きな醸造タンクが立ち並ぶ。サム・アダムスはホップをたっぷりと入れて、芳醇な香りを出しているのが特徴的で、そのホップの見本を実際に手に取り、香りを嗅ぐ。飲みなれたあのビールの香り。喉が渇く。
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そして見学の最後に待つのは、出来たてのビール。3種類のビールを飲んだが、飲むのにも作法があり、ガイドが飲み方を順に説明する。

まず露を払って色合いを見、グラスを透かして透明度を見て・・・

喉を渇かせてきた身にはなかなかじれったいが、ビールを心ゆくまで楽しむべく、ちゃんと従う。そしてついに喉を通ったビールは、さすがに美味しい。これぞボストニアンの魂の味。

まさに至福の、ボストンの楽しみ方だった。
by flauto_Sloan | 2009-05-08 23:22 | ボストンでの生活
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