MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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Israel Trek (8/9) - ガラリヤ海と死海
c0131701_23372989.jpgイスラエルの北には、イスラエルの水瓶であるガラリヤ海(湖)があり、南には有名な死海がある。同じ海といっても、一方は緑豊かな地域の住んだ湖であり、もう一方は砂漠の低地にある塩分の濃い湖だ。

ガラリヤ湖を愉しむ
イエスを一度裏切ったものの、悔い改めて教会を建て、初代法王となった使徒ペテロ。彼が漁師として住んでいたのがガラリヤ湖であり、イエスが現れて湖面を渡った奇蹟の地でもある。ペテロが生きていた頃の漁師の家の遺構が発掘され、その家を見ると漁師ペテロの存在を強く感じる。
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湖に面して、タイベリア(ティベリア)という街がある。ここは初めてユダヤ教の重要な文献が書かれた地で、ユダヤ人にとっても重要な街だそうだ。今は美しい湖を望む保養地として、土産物屋が立ち並ぶ。
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我々の泊まったホテルは、スコッチ・ホテルという有名なホテルで、かつてスコットランド人が所有していた病院を改築したものだ。ヨーロッパの古城のような趣で、非常に美しい。食事も美味しく、散歩をしていても楽しい、素晴らしいホテルだった。
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死海に浮かぶ
イスラエルとヨルダンの国境にある死海は、両国への観光では欠かせない名所だ。標高マイナス400m以下という低地にあり、塩分濃度が高いため海水の比重が大きく、人間がやすやすと浮いてしまう。
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横になると、ウォーターベッドに寝ているかのようにぷかりと浮く。他ではできない感覚で、不思議としかいいようがない。このために持ってきたEconomistを読みながら寛いでいる姿を写真に納めた。女の子が浮かびながらMITの人文字を作ったり*、浮かびながら集合写真を撮ったりと、のんびり楽しんだ。
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死海の塩を使った化粧品が名高いように、この水は肌によいらしく、浸かっていると肌がすべすべしてくる。だがその塩分は強烈で、口に入ると苦い。しょっぱいと知覚できる濃度を超えているのだ。小さな傷でも沁みるので、前日から髭などの毛は剃らないように注意する。湖底は塩の結晶なので、ビーチサンダルを履いて歩かないと、わざわざ沁みる傷を足の裏に作ることになる。目に入るともう悲惨で、全く目を開けられなくなる。ビーチまで戻って水で洗い流さねばならない。

翌朝は早起きして、マイクと朝日を見にビーチへ向かった。砂漠の向こうから昇る朝日が美しい。
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ちょうど日本からキリスト教徒のグループが死海にきていたらしく、日本人女性が一人朝日を見に来ていた。他の地域でも日本人のグループを見かけたが、ほとんどがキリスト教徒が教会単位で来ていた。やはり日本にとってのイスラエルの位置づけは、キリスト教の聖地なのだろうか。その接点と認識の少なさが、ユダヤ人をして「日本人はユダヤ人差別をしない」という好意的評価に結果的に繋がっている。これ自体はいい関係なので、損ねないようにしたいものだ。

二つの対照的な海が、イスラエルの風土の豊かさを実感させた。

* スローン生の水着姿を見る数少ない機会でもある
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by flauto_sloan | 2009-03-26 23:29 | Japan/Israel Trek
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