MIT Sloanにて、2007年から2009年までMBA遊学していた、ふらうとです。ボストンとNYでの暮らしや音楽、そして学びを書きつらねています。外資系コンサルティング会社に在籍(社費留学)。趣味はフルート演奏
by flauto_Sloan
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Visual Art for 21st century Business Leaders
c0131701_035279.jpg最後のSIP(Sloan Innovation Period)では、"Visual Art for 21st century Business Leaders" という一風変わった特別授業を履修した。
先学期のBenjamin Zanderによる"The Art of Leadership"に続く、芸術系の授業だ。

最近、MITやハーバードでは、芸術家と科学者やビジネスパーソンの対談や、芸術家によるクリエイティビティの講義など、アートから不確実な時代を生き抜くリーダーシップや即興性を学ぼうという動きが強い。この授業もその流れなのだろう。

だがこの授業は難しいことを考えるというよりも、創作活動の体験を通じて、なにか学び取ってもらおうと設計されている。会場はボストン美術館脇のSchool of the Museum of Fine Artsだ。美大特有の空気が面白い。

1日半のプログラムで、初日はアニメーション製作、楽器製作・演奏、インストレーション製作の3つを行い、二日目はアートビジネスをどうしたら発展させられるかについて考える。指導はSMFAの教授であり、気鋭のアーティスト達だ。

アニメーションは非常に面白かった。雑誌の切り抜きをコラージュにして、1コマずつ撮影していく。コマと時間の対応がなかなか掴めなかったために、猛スピードでストーリーが展開してしまったが、割と満足。だが恥ずかしいのでここには載せないでおく。

c0131701_0322099.jpg楽器製作は、ペットボトルなどありふれた素材を使って、何かを作って演奏する*。弦楽器、管楽器、打楽器は問わない。私はアルペンホルンのような、管楽器兼打楽器を作った。6人チームでそれぞれの演奏を録音し、後で重ね合わせると面白い音楽が出来上がった。

c0131701_0324587.jpgインストレーションは、一室を好きなように使って、何かを表現していく。前のチームの作ったものを壊しても、発展させても構わない。同じく参加していたHajimeのチームに建築家が集合し、調和の取れた製作をしたので、残り2チームがよさを残しつつ再構成していった。

だがどうも、私は空間美術のセンスはないようだと痛感した。わくわくしないのだ。向き不向きがわかっただけでも良しとしよう。


ものを創造する楽しさと、右脳の使い方(というより飛ばし方)を再認識した。高校の図工以来かもしれない。この統合と調和を見出し、即興的に動いていく能力は、引き続き伸ばしていきたいと思った。義務感ではなく、楽しみとして。


* 音楽準備室には、電子楽器「テルミン」があった。初めてテルミンを演奏してみたが、とても面白い。ちゃんと演奏するのは相当難しそうだが、楽しい楽器だ
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by flauto_sloan | 2009-03-18 21:02 | MITでの学び(MBA)
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